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ヤミ金の見分け方

ヤミ金って

一般的に「ヤミ金」と言われている業態は何を指すのでしょうか?
「ヤミ金」とは、”闇金融”つまり正規の業者でない金融業者のことを指して言う言葉です。
では、正規の業者ではないとはどういうことでしょうか?

貸金業という業態は、誰でも勝手にできるものではありません。
貸金業を営むには、国もしくは都道府県知事への届出を必要とし、貸金業規制法に定められた金利や条件内での営業を行うこと
が義務付けられています。

つまり、届出をきっちりと行い、法律に則った営業を行なっている業者が正規事業者であり、「未登録」での営業を行ったり
形だけ登録は行なっているものの、法外な利息をとったりと、法に則った営業を行なっていない悪徳な貸金業者を
ヤミ金融=ヤミ金 と言っています。

ヤミ金の見分け方

実はヤミ金の見分け方は、結構簡単です。
判断能力を失ってしまうほど追い詰められていなければ、冷静になれば誰にでも見分けることが可能です。
実際に見分け方を紹介します。

ヤミ金の広告先

ヤミ金といっても、広告をしなければお客を取れず仕事になりません。
つまり、ヤミ金も正規業者と同じく雑誌や新聞、ネットで広告を展開したり、DMを打ったりして集客をしています。

ここで、疑問に思うはずです。
「新聞や雑誌にそんな違法業者が広告出してていいの?」
その通りです。

一般的に、非常に多くの人が目にするような大手の新聞や雑誌の場合は、掲載するための基準が厳しく、ヤミ金と言われる
違法業者が広告を出すことはかなり難しくなっています。
その為、読売新聞や朝日新聞、毎日新聞、日経新聞、その他の地方のメインの新聞や大手出版社の出す有名雑誌には、違法業者の
広告が出ることはほぼ無いと言えます。
それらの媒体に乗っている金融業者は、内容を見るまでもなく安心な可能性が極めて高いと言えます。

では、どのような媒体に違法な業者の広告が多いのでしょうか?

雑誌で言えば、大手出版社でない会社から出ている雑誌全般、またアダルト系の雑誌、パチンコなどのギャンブル系の雑誌
これらには、違法業者の広告が満載です。

一般の広告主が広告を出しづらい雑誌、広告主を集めづらい雑誌は、広告が入らなければ雑誌社は収入にならないため、広告の
入りやすい大手の出版社や出版物に比べ、審査基準はかなり緩く作られており、その基準を形式上満たしていれば掲載が可能な
雑誌が多いため、こぞって違法金融が広告を出しています。

特にギャンブル系の雑誌などは、違法金融にとってはカモとなる可能性のある予備軍が多数読んでいると思われるため、願っても
ない媒体な訳です。

また、大手の出版物であれば、どんなものでもokかというとそうではありません。
大手の新聞社のスポーツ新聞や夕刊紙も、実は違法業者が多く広告を出しています。

スポーツ新聞や夕刊紙も、記事の下にある大きなスペースについては審査も厳しく、違法業者が広告を出すスキはほぼ有りません。
しかしながら、これらの新聞にはよく三行広告と言われる、文字だけの広告スペースがあります。
実際には、三行ではなくスペースを広げて何行でも広告を出せるのですが、紙面の中に文字だけの広告エリアという特殊なスペース
であるこの広告スペースは、出稿の基準がかなり緩く、記述内容には規制があるものの、違法金融が多数広告を出しています。

つまり、新聞・雑誌では

・大手以外の出版社が出している雑誌、アダルト・ギャンブル系の雑誌

・スポーツ紙・夕刊紙の文字のみの広告エリア

といったところへは、ヤミ金の広告が多く入っているため、十分な注意が必要だと言えます。

新聞・雑誌以外では、メール広告、DMがあります。

これらは正規業者も利用していますが、正規業者は無差別に送ったりすることはまず有りません

いまは、インターネットのDMであっても法律により規制がありますので、いきなり知らないところから来たDMやインターネット
メールでの広告は、まず違法業者からのものと判断
して間違い有りません。

ヤミ金の広告内容

ヤミ金の広告がある可能性のある箇所は上記のとおりですが、その中で正規業者の優良な広告と違法な広告とを見分けるには
どうしたらいいでしょうか?

一番は、上記に上げたような箇所に乗っている広告は90%以上の確率で違法業者ですので、そのようなところにある広告の業者は
一切借入の検討先として入れないことです。

それだけで圧倒的に、ヤミ金に関わる可能性が低くなります。

では、それ以外のケースではどのように見分ければいいか

ヤミ金の広告には、かなり特徴があります。
それを見れば、多くのヤミ金を見分けることが出来るはずです。

一番の見分け方は、ありえないような好条件が書いてある

ということです。

「今だけ特別!金利1%で貸付」
 → 銀行の住宅ローンでも、変動金利以外では1.0%なんてまず無いです。

・「キャンペーン中!先着で50名様に無条件で貸付」
 → 無条件で貸付をすると言ってる時点で、違法金融です。勿論実際に貸付も無条件で行われません。

「ブラックの方も借りれます」
 → 過去にブラックになった方でも、貸付を行う金融機関は正規でも実はあります。
  しかし、あくまで過去と現状とを見た上で、厳しい審査を経て貸付が行われます。
  コピーで安易にブラックの方も借入可能なことをいうことはありません。

「他社利用件数・金額関係なし!」
 → 審査をしないと言ってるようなものですから、クロ確定です。
  今は、総量規制もありますから金額が関係しないことは銀行以外では100%ありません。  

「100%貸付中!」
 → 審査をする以上100%はありません。

「他社で断られた方も大丈夫」
 → 他社で断られても、もちろん他の会社で借りられることはよくあることです。
  但し、借入を助長することになるので、正規業者ではそれをコピーで謳うことはありません。 

「融資実績99%」
 → 100%と同様ですが、わずかに減らすことで真実味をだそうとしています。90%以上の実績等も同じです。
  正規業者が使うことは絶対にない、ただの、惹きつけるためだけのコピーです。

「必ず貸します」
 → 上記と同様です。正規業者が使うことはありません。

「1000万円まで無条件」
 → ボランティアではないのですから無条件で貸すことなど100%有りません。あったら金融会社はすぐに潰れてしまいます。
  無審査での貸付も禁じられています。

「あなたの人柄で審査します。他社借入は関係なし」
 → しっかり返してくれるか、という人柄は勿論大事な要素ではありますが、審査基準のベースは、どの会社であっても
  あくまで、客観的に返済可能かどうかということを、現在の借入額と返済状況、年収、勤務状況等を見て判断します。
  他社で何件も借りていて、返済不能に陥ってる人に人柄がいいからと貸す会社など1社もありません。
  ただの、騙すためのコピーです。

「総量規制関係なし」
 → 総量規制は貸金業を営む上で守らなければならない法律によって定められた規制です。
  それを無視して貸付を行うことは出来ません。(例外や対象外を除く)

「あなただけに特別枠準備済み」
 → DM等で、あなただけの特別枠、~円借入できます等書いてあるパターンです。今までに利用もしていない会社からのDM
  というだけで既にNGですが、審査もしてないのに勝手に融資枠が決定することはありえません。
  金融会社が同意をしていない個人の信用情報を勝手に閲覧することも禁じられています。

このような、借り手にとって一見ありがたい、ありえないような好条件は、残念ながら本当にありえません

大手の銀行や専業の会社が、出せないような条件での融資内容を、聞いたことがないような会社が出せる事は100%ないのです
「良心的な会社だから、金利を低くしているんだ」「多重債務でも良心的だから貸してくれるんだ」などと勝手に良い解釈をして
はいけません。
そんな条件で貸すつもりなど、ハナから無いわけですからなんとでも言えるだけです。

また、広告には下記の内容がしっかりと記載されているかも確認が必要です。

・貸金業者の商号、名称または氏名
 ※個人の登録の場合(株式会社や有限会社でなく商号のみの場合)は、登録の個人名の表記も義務付けられています。
 個人登録で商号しか表記していない場合は、それを満たしていないので違法金融の可能性が大。
・登録番号
・貸付の利率(実質年率・小数点第一位以下まで表示)
・返済の方式ならびに返済期間及び返済回数
・担保に関する事項
・電話番号(固定電話・フリーダイヤルのみ有効。携帯は不可)

特に登録番号は、どんな場合も必須ですが、その為に番号の詐称も行われることが多くなっています。
登録番号は、こちらから検索して照合できますので、実際の会社名と番号、住所、電話番号が一致しているか確認してみましょう。
→ 金融庁貸金業者検索

その他の見分け方のポイント

広告内容以外でも、見分けるポイントはいくつかあります。

・金利をチェック

有利に見せかけるために、実際とは異なり金利を低く表示しているヤミ金は非常に多くあります。
広告の表示と同じく、金利が大手や銀行並やそれ以下の場合は、要注意が必要です。

・登録番号をチェック

ヤミ金は長い間営業をすることが少ないため(捕まる前に辞めて逃げるため)、貸金業の登録番号が若い会社が多くなっています。
貸金業の登録番号は、3年ごとに更新されカッコの中の数字が大きくなっていきます。
その為、すぐに閉鎖するヤミ金はカッコの中の数字が(1)の場合が圧倒的に多いのです。
都(1)○○☓☓番といった感じになっています。
最近では、貸金業の登録自体も規制が厳しくなったため、登録もしないヤミ金が多くなっており、番号が書いてあっても詐称と
言うことがよくありますので、正しい番号かどうかのチェックも必須です。
→ 金融庁貸金業者検索

・ホームページでは申し込みページに注目

申込ページにおいて、多くの正規業者では信用情報機関を利用しているため、その照会をするために同意を取る必要があります。
その為、申込ページには照会の同意を取るページが存在します。
そのページがない場合は、要注意といえるでしょう。

・ホームページでは会社概要、貸付条件も注目

ホームページを見てみると、通常の正規の業者であれば会社概要は必ずあります。
会社概要がない場合でも、覧該等のわかりやすい箇所に、必ず会社の情報は記載されています。
何処を見てもコレがない場合は、その段階で、ほぼクロです。
会社案内がある場合も、必要事項がない場合は論外です。
・会社名(法人ではなく、個人名義の場合は、屋号だけでなく個人名の記載も必要)
・住所
・登録番号(記載してあっても、必ず実際のものであるかの確認が必要。→ 金融庁貸金業者検索
・電話番号(携帯電話の場合は、クロ)
これらの必要事項が必ずあるかどうか確認し、ない場合はヤミ金である可能性が高くなりますので要注意です。

貸付条件についても記載内容の確認が必要です。
・借入金額
・借入金利(小数点1位までの表示、正常な金利な範囲であるか)
・返済方式
・返済回数
・返済方法
これらが、明確に記載されているか確認してください。

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